Vertical Garden City - 立体緑園都市
都市を立体的にデザイン。 空間と緑を増やす。
住む、働く、学ぶ、遊ぶ、交流する、憩う。 人の営みのすべてが徒歩圏内でつながり、多彩な都市機能を集積した理想の「コンパクトシティ」。それを実現するために半世紀にわたる試行錯誤を経て、森ビルがたどりついた独自の手法が「Vertical Garden City - 立体緑園都市」。細分化された土地を大きくまとめ、建物の集約・高層化によって空と地下の空間を活用し、多様な都市機能を立体的・重層的に組み込んでいくというものです。
これは、ただ高層化を進めるという概念ではありません。高層化によって地上に大きなオープンスペースを創出することで緑を増やし、自然と共生する都市環境を実現。加えて、それまで見過ごされがちだった地下空間も含めて効率的に活用する。都心の土地の面積を増やすことはできませんが、空間は増やすことができるのです。


空に希望を。 地上に緑を。 地下に喜びを。
もちろん空間だけでは豊かな暮らしは実現できません。私たちは、ヒルズという都市に住まいや働く場だけでなく、学び、遊び、交流し、憩うといった多彩な都市機能を複合。都市に生きる豊かさを実現してきました。
高層化によってめざしたのは、都心にありながら圧倒的な緑があふれる都市。ヒルズでは公園や広場を中心に、生物多様性にも配慮した環境共生型の都市を実現してきました。都市の空間を活用することで、周辺部や郊外の自然を残すこともできるはずです。
そして垂直方向に都市機能を集約すれば、通勤などの移動時間は減り、自由に使える時間が増えます。日々のゆとりやライフスタイルの選択肢も多くなります。徒歩で暮らせる街は、子供や高齢者も暮らしやすいはず。車椅子やベビーカーも安全かつ快適に移動できます。
また街づくりと同時に鉄道や道路などのインフラも一体整備すれば、都市間の移動も便利になります。空間を活用して建物の間隔も広くとり耐震化することで、災害に強い都市構造も実現します。

Vertical Garden Cityイメージ